インテリアに温もりをもたらしてくれる木製家具はどんなテイストの部屋にもなじみやすく、一つ取り入れるだけで空間がぐっと落ち着いた印象になります。
その木製家具の魅力をさらに引き立てるのが、ファブリックとの組み合わせです。
中でもカーテンは部屋全体の雰囲気を左右する重要なファブリックアイテムであり、選び方ひとつで木の質感が映える空間を演出できます。
たとえばナチュラルウッドの家具に合わせるなら、リネン素材のカーテンを選ぶことで自然な柔らかさが生まれ統一感のある空間になります。
シックなブラウン系の木製家具には厚手で落ち着いた色味の遮熱カーテンがよく合い、機能性とデザイン性を両立できます。
遮熱性能のあるカーテンは夏の強い日差しを防ぎ、冷房効率を高めてくれるだけでなく冬の暖房効率も維持してくれるため1年を通して快適な室内環境を保つことができるのです。
カーテンの色や柄を変えることで季節感を取り入れるのもおすすめで、春は淡いパステルカラー秋冬は深みのあるアースカラーで温かみを演出できます。
木製家具とファブリックの相性を考えるときは素材の質感や色調のバランスを見ることが大切で、あえて異素材を組み合わせることでおしゃれなコントラストを楽しむこともできるのです。
たとえば木製ダイニングテーブルにベルベット調のチェアカバーを合わせたり、無垢材のローボードにコットン素材のラグを敷くことで空間に奥行きと立体感が生まれます。
こうした工夫によって木のぬくもりとファブリックの柔らかさが調和した、居心地の良い空間が完成します。